【小説】北方謙三『三国志 六の巻 陣車の星』感想 

三国志_6_陣車の星
三国志 六の巻 陣車の星/北方謙三

-あらすじ-

 曹操の烏丸へ北伐が成功し、荊州が南征に怯えるなか、劉備
 は、新たなる軍師を求めて隆中を訪れる。諸葛亮孔明  ”臥
 竜”と呼ばれ静謐の竹林に独りで暮らす青年に、熱く自らの志
 を語る劉備。その邂逅は、動乱の大地に一筋の光を放つ。周瑜
 が築き上げた水軍を率い、ついに仇敵・黄祖討伐に向かう孫権。
 父を超え、涼州にその武勇を轟かせる馬超。そして、曹操は三
 十万の最大軍勢で荊州と劉備を追いつめる。北方<三国志>風
 雲の第六巻。



↓ネタバレありの感想


6巻はかなり面白かった。
俗に言われる「三顧の礼」。
劉備が諸葛亮孔明を同志に迎え入れるために、三度、諸葛亮の元を訪れる場面が書かれている。

そして、諸葛亮の唱える「天下三分の計」。
この言葉により、少しずつ三国志の結末が見えてきた気がする。

そして、諸葛亮の唱える「天下三分の計」に対して、周瑜は「天下二分の計」を唱える。
諸葛亮は曹操・孫権・劉備の3人のことを言っているのだろうが、周瑜には劉備のことが入っていない。
そこから、周瑜が劉備軍をどのように思っているのかがわかるね。


とうとう、諸葛亮を仲間に入れた劉備軍の初戦。
見事に勝利を得るのだが、その後、曹操が荊州を襲い、劉備は退却を余儀なくされる。
ただ、これまでの退却とは異なり、今回は将来のための退却である。
犠牲は出る者の、諸葛亮の思った通りの計画となり、これまでとは異なった戦闘が見られた。

しかし、その犠牲の中には、張飛が従者として連れていた王安がいた。
王安の死には、涙が出てしまった。
そして、その後、皆の前では元気に振る舞う張飛が、夜遅く膝を抱え、王安の死を悲しむところに、また涙。
その張飛に一言声をかける劉備に、また涙。

激動の中での悲しさに全米が泣かなくとも、俺が泣いた。
バスの中だったから、ちょっと恥ずかしい…。
めっちゃ鼻を啜った音が周りの人に聞こえたんだろうな…。

三国志 (6の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)三国志 (6の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)
(2001/11)
北方 謙三

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[ 2009/05/21 22:14 ] 北方謙三 | TB(0) | CM(0)
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