【小説】北方謙三『水滸伝 十 濁流の章』感想 

水滸伝10
水滸伝 十 濁流の章/北方謙三

-あらすじ-

 官はついに地方軍の切り札・
 代州の呼延灼将軍に出撃命令
 を下した。呼延灼は、一度だ
 けなら必ず勝てると童貫に宣
 言し、韓滔・彭玘とともに、
 戦の準備を着々と進めていく。
 凌振の大砲をはじめとして、
 恐るべき秘策を呼延灼は仕込
 んでいた。一方、梁山泊は晁
 蓋自らが本体を指揮し、万全
 の布陣で戦に挑む。精強な軍
 同士の衝突が、静かに始まろ
 うとしていた。北方水滸、血
 戦の第十巻。


↓ネタバレありの感想


この巻の呼延灼の戦が、今までの中で一番熱かった。
晁蓋率いる梁山泊軍と呼延灼率いる代州軍の対峙しているときは長かったのだが、始まると本当にあっという間。
代州軍の凌振の大砲が火を噴き、梁山泊が少々の混乱に陥った時に、呼延灼の秘策が的中した。

戦の前に、呼延灼は言う。

「一度だけなら勝てる」
「四刻で戦を終わらせる」


呼延灼の秘策により、それが見事に的中。

その秘策のために、晁蓋はマジで危うかった。
戦の前から、晁蓋が死にそうな感じはしてたんだけれど、武松李逵燕青、そして林冲のおかげで助かる。


本当に読んでいて、かなり興奮する内容だった。
梁山泊が危機に陥った時は、それまで勝ち続けていたのもあって、緊迫感が漂ったし。

最終的にはその見事な戦は、小物・高俅によって、泥を塗られたわけだが、それがきっかけで、呼延灼は梁山泊に入ることになった。


今巻を見て、呼延灼がかなり好きになったし、李逵も好感度が上がっていっている状態。
要所要所で史進は出てくるものの、もっと出てきてほしいと思う。

そして、林冲復活。
前巻の重傷から、見事に復活。
やはり林冲は最強だ。
格好良すぎる。

水滸伝 10 (10)  濁流の章 (集英社文庫 き 3-53) (集英社文庫 き 3-53)水滸伝 10 (10) 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53) (集英社文庫 き 3-53)
(2007/07/20)
北方 謙三

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト
blogram投票ボタン
[ 2008/05/14 21:58 ] 北方謙三 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

KOH2

  • Author:KOH2
  • 年齢:28歳
    好きな漫画家:
     ・あだち充
     ・土塚理弘
     
    好きな芸人:
     ・内村光良
     ・さまぁ~ず

    好きな作家:
     ・村上春樹
     ・森博嗣
     ・米澤穂信
     ・北方謙三

    [好きなアーティスト]
     ・ゆず
     ・AKB48
      ・フレンチ・キス
      ・柏木由紀
      ・倉持明日香
      ・高城亜樹
     ・NMB48
     ・SCANDAL

最近のコメント
データ取得中...
アクセスカウンター
FC2オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
無料カウンター
グーバーウォーク
Search Amazon
edita
edita.jp【エディタ】
ブロとも申請フォーム